ライブのお知らせ

発売からほぼ一年経ってしまいましたが、ようやくCDリリースライブを行います

メンバーはCDと同様
Takafumi Suenaga (Pf)
Riku Takahashi (Bs)
Hironori Suzuki (Dr)

主にCD収録曲を演奏する予定です

場所は2019年にオープンしたおしゃれなバー [No Room For Squares]
https://www.nrfsbar.com/

コロナ対策により、席が限られておりますので予約することをおすすめします
上記のHP または takafumisuenagamusic@gmail.com
で予約いただけます

次回公演は未定です。是非お越しください

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カテゴリー: Schedule

Jazz Standard

ニューヨークにある有名かつハイクラスなジャズクラブの一つであったJazz Standardがコロナの影響で閉店したそうだ
ニューヨークには無数のジャズクラブが存在し、有名であってもあまりクオリティの良くない音楽を提供する店もあったりするが、その中でもJazz Standardは質の高い料理やサービスを提供しつつ、かつ一流の音楽も提供するお店だった

何度もライブを見に行ったが、どれも素晴らしいものだったと記憶している
と同時に、超一流の音楽家が演奏していても、残念ながらあまりお客さんが入っていない平日などがあったのも記憶にある

コロナ以前からJAZZ業界は苦境に立たされ、この業界に身を置く者はその存亡をかけて必死に策を講じていた。そこにこのコロナ騒ぎが起き、致命的なダメージを与えた。この影響で亡くなったミュージシャンや閉店してしまったジャズクラブは数え切れないと思う

世の中全体が不況になっていく中で、生活の余暇の一部と考えられている音楽、かつその中でも更にそこに価値を見出す人が限られてくるJAZZという音楽

既存の活動機会が更に狭まっていくなか、小さなパイを奪い合いをかけて対立する世代や派閥など。国や時代が違っても基本的にこの対立構造はどの世にも存在すると思う

ある友人が「クラブオーナーは音楽家のSNSのライクの数や、ストリームの再生数などでブッキングを決めないでほしい。それぞれの音楽への取り組み方や如何に真摯に取り組んでいるかなどを評価してほしい」と述べていた

全面的に賛成する傍ら、自身の余裕がなく、存亡がかかっている状況では音楽を二の次にし、 比較的容易に観客を集められる保証がある人材を優先するクラブオーナーを理解出来なくはない

今後、ジャズクラブと呼ばれる、この音楽の特性を理解し、それでも貫いていくお店は確実に減っていくと思う。日によって音楽のジャンルは様々で、とにかくお客を一人でも多く呼んでくれる出演者のみをブッキングするお店が増えていくように思える。いわゆる貸バコと呼ばれるホールレンタルに近い営業形態になるのではないかと思う(既にそのような状況のお店も多いと思う)そのお店の常連客は存在せず、基本的にその日の出演者のお客のみに依存し、そこから高額な飲食代やチャージを請求するモデルだ。ただ、出演者もお客もバカではないので、あまり長続きはしないと思うが

最近増えてきたジャムセッションを主にするお店。このモデルも一時的にお客を増やすことは可能だと思うが、更にこの音楽のファンを減らし、リスナー離れに拍車をかけるだけなのではないかと思っている(ジャズのライブだと聞いて数千円を払い、未熟なアマチュアの演奏を聞きたいと思う人がいれば別だが)

全員が必ず気にいるという音楽では決してない。しかし、まだその音楽に触れたことがない人や少し興味がある人達が、実際その重い腰を上げライブを見に来てくれたとき「JAZZなんてこんなもんか」と思われるような演奏はしたくないと思う。敷居を下げ、裾野を広げていくことも大切だとは思うが、まず大前提として音楽を考えていきたいと思う